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年年歳歳花相似,歳歳年年人不同

自然や社会に対してふと考えてしまうときがあります。 そんな思いを少しだけ書き綴っていきたいと思います。

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天体のカタログ

天体の名前や番号付けには,Charles Messier(1730-1817)が彗星探索の際に彗星と間違えやすい星雲・星団について記録を残したメシエカタログが有名ですね。Messierの頭文字のMを付けて1番から110番まで付けられていて,たとえば秋の夜にその雄大な姿で楽しませてくれるアンドロメダ座にある渦巻き銀河をM31というように番号付けています。

同じアンドロメダ座の銀河はNGC224という番号も付けられています。NGCはNew General Catalogの略で,7,840もの天体が登録されています。

一方,恒星専門のカタログもあって,SAOが有名です。SAOはSmithsonian Astrophysical Observatory,つまり米国スミソニアン天文台の頭文字をとったものです。9等まで(一部10等)の恒星すべてが登録されているというもので,その数258,997個にもおよびます。

やや最近では,1989年に打ち上げられたヨーロッパ宇宙機構(ESA: European Space Agency)の高精度視差観測衛星ヒッパルコス(Hipparcos)によって,約11万8千個の恒星の1/1000秒角のデータを得ました。これはヒッパルコス・カタログとしてまとめられています。また,やや精度は劣りますが,11等から12等までの100万個以上の恒星のデータも収集され,こちらはティコ・カタログとしてまとめられています。

ちなみにヒッパルコス衛星は,当初予定していた静止軌道投入に失敗してしまいましたが,その後の関係者の努力で大きな成果を収めることができました。

現在,ESAではヒッパルコスに続く,そしてさらに大きく上回る計画を持っています。なぜなら,ヒッパルコスの観測精度は高々数百光年以内の天体,つまり太陽系近傍の天体までの距離を正確に求めることができたに過ぎないからです。そのため,2012年に打ち上げ予定のGAIAは,ヒッパルコスの100倍の精度で10億もの天体の位置を測定する予定だそうです。

高精度の位置観測は天文学全体に大きな影響を与えます。その重責を肩にしょって,膨大なデータと格闘する人々の努力には本当に頭が下がります。
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