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年年歳歳花相似,歳歳年年人不同

自然や社会に対してふと考えてしまうときがあります。 そんな思いを少しだけ書き綴っていきたいと思います。

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懐かしい風景が教えてくれたこと

先日,懐かしい風景に接した時のことをお話させていただきます。

12歳頃まで住んでいた家の近くに川に向かう坂道がありました。当時は自動車の交通量もほとんどなく,道路で子供が遊んでいても特に危険というわけではありませんでしたので,冬になって雪が積もると橇やスキーで滑って遊び,夏には自転車を全力でこいでスピードを競い合ったりして遊んでいました。しかし,子供だった私にとって自転車で登るのは結構大変でした。そんな「長い」坂でした。

そんな懐かしい坂道を本当に久しぶりに立ったとき,不思議な感覚にとらわれました。今改めて見るとその坂道は,本当に小さな小さな坂に過ぎませんでした。こんなに小さな坂だったという事実と過去の記憶が不協和音を奏でて,混乱と可笑しさと感動と悲しさが一塊の混成物として私の心を満たしました。

記憶と感覚とが斯くも自分自身を欺くことがあるのかと驚かさるのと同時に,自戒の意味を込めてこの感覚を忘れないようにしようと思いました。自分が直接体験した記憶や感覚は,客観性の高い事実であると無意識に思い込んでいたように思います。しかし,自分でそれを認めるのは精神的な努力が必要ですね。数値的なデータとして記録できない事象を,よく見て感覚に置き換えることの難しさを改めて実感させられました。
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コメント

その感覚はあります

私も子ども頃住んでいた街に
大人になって行って
ショックを覚えた事が有ります。
あまりに自分の中のイメージが、
自分の子どもの時に記憶したままで
現実の自分の視線と乖離していたからです。
2倍以上成長すれば、感覚とすれば1階から
見るのと2階から見るぐらいの違いは有りますね。
歩く歩幅から全部違うのも計算に入れる事が難しい感覚。
それは夢のような感覚でも有りました。
ショックでしたが、悪く無い感覚でもありました。

最近のショックは妻の後輩が死んだ事を一年以上も
知らず心の中で彼女が当たり前に生きていた感覚でした。

  • 2005/07/22(金) 21:34:12 |
  • URL |
  • 風 #-
  • [編集]

できればずっと残って欲しい風景

1階から見るのと2階から見るぐらいの差というのは,まさにその通りですね。私はその場で懐かしき坂道をしゃがんで見てみました。それでも記憶通りというわけではありませんでしたが,当時の情景がより強く思い起こされました。

子供の頃の風景が残っているというのは,有難いことですね。

でも,すっかり周りは住宅地になっていて,もしかしたら私は少し怪しい人に見えてしまったかもしれません。(汗)

  • 2005/07/24(日) 08:28:37 |
  • URL |
  • 花鳥風月 #He.JWYoo
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